~四季恋~











「永、私、ちゃんと聞く
私には永と刹那と……
それにお母さん達もいる」





照れ臭そうに、
そして少し切な気に
笑う刹那と……



嬉しそうに、
でもやっぱり寂しそうに
笑ってくれた永…









「隠してて、ごめん
それと、これから言う事は
全部ホントだから…

……泣かないでね」






「今は、2人がいるから!」








これから何があっても
負けそうになっても

キミが居てくれれば
私は平気なんだ






だから……


全部教えてね…永っ!







そして永は、
小さい声で話し始めた