~四季恋~







先輩に送られて家に着いた



ちょっと遅いかな…






「ただいま〜」



「あ、お帰り、楽しかった?」



「うん!」






お母さんに挨拶すると、
私は自分の部屋に行った






ふうー疲れたぁー…






ベットに仰向けに
なっていると…






ドアをノックする音






「…起きてる?」



「永?」









そっか、今日も
永が来てたんだ…

病院にまだいるかと
思ってた









永の両親は、普段は
海外で暮らしているから
永は私の家で預かってる



でも、家族同然だよね♪






今思えば、おばさん達が
突然帰ってきたのって
病気のせいだったんだ…









「起きてるよ」



「今、時間ある?」



「ん…ごめーん
今日はもうねる」






疲れてたから、つい
冷たい返事しちゃった






それから物音もしなくなり
私は眠った