「…魅散?」
私の異変に気付いたのは、
刹那の方だった
そして…
「お前の涙腺のツボ…
さっぱりわかんねぇ」
そっけなくいい放つと
私のラムネを奪い取って
一気に飲み干した
「あー!!私の!!」
「炭酸強っ…」
咳き込みながら、
まばたきする刹那と目が合い
自然と笑顔になった
「魅散、ごめん…」
今度はバツが悪そうに
先輩が私に話しかける
「へ?」
「お前の悩んでるコト、
俺全然わかってない…」
不器用だけど優しい先輩が
なんだか凄く可愛かった
「そんな事無いです!
先輩は頼りになります!」
「「(頼りになる…)」」

