「ま、いいんじゃない?」 「おい、お前自分のお役が御免になっとるんやよ?イヤじゃない?」 「ぜーんぜん。せいぜい皆と遊んで楽しむよ」 呑気に黄色い歯を出して笑うキャプテンの目を、ドン・スモールは仮面越しにまじまじと見た。 「やっぱ・・・うちに似てるなぁ」 「ん?」