「え……」 「明日、ハルトさまもいらっしゃいます」 「あの、どうして」 「私もそろそろ年ですし、キツい仕事ありますから。あと」 爺やはそしてなんだか急にそわそわしだして、一枚の写真を見せてきた。 40代後半といったところか、看護婦の方が微笑んでいる……の隣に 「なんの写真ですか」 まぎれもなく爺やがニコニコ笑っている。 「この看護師さん」 また何か起こりそうな予感しかしないけど。 「結婚を考えてお付き合いしています」 「――えっ!?」