微笑んだ先にはわたしの大好きな人達の笑顔。 星に、ネオンに照らされて光ってる。 わたしは乗り込み、そっと後ろを向いて、手を振った。 大好き、 ありがとう。 こんなことを思いながら…… § 「いかがでした?1週間」 帰路をたどる。赤信号で静かに停車。 爺やに問われて、そっとネックレスに目をやる。 「素敵でした。とても」 それは良かった、とにこやかな爺やはネックレスを見てさらに顔をしわしわにした。