「絶対に将来、朔ちゃんを貰いに行くから。 …待ってて」 というか言われなくても待ってるつもりでしたよ。 耳元で不意打ち……というか年上の余裕をかまされた……。 「朔お嬢様?お顔が真っ赤ですよ?」 「だ、大丈夫です」 ――何年でも待ってるよ。 いつか、ずっと一緒にいられる、 そう期待してていいんだよね?