沈黙を破ったのは、松神先生だった。 「コスプレ、喫茶?」 「えぇ、コスプレをしたあなたたちが喫茶をやる。…名案だと思うのですが?」 一気にみんなのボルテージが上がった。 「いいじゃん、コスプレ喫茶!!」 「楽しそう!決定!!!」 こうして、あたしの意見もろくに聞き入れられないまま、クラスの出し物がコスプレ喫茶に決まった。 「もちろん、お前もやるんだぜ?…コスプレ」 …ですよね。