「……分かりました」 そんな顔で言われたら、断るという選択肢は自然と消える。 あたしは重い口を開き、橘君の望む答えを出した。 「…………えっ、と」 放課後、赤い夕陽が部屋に差し込み、辺りをオレンジ色に染める。 あたしは橘君の部屋にお邪魔して、勉強を教えていた。 勉強というより…日本語?