それは今朝の出来事。

「あの…瀬戸さん。」

「だから。
浩輔って呼べよ。」

「ちょっと出掛けない??」

今日は休日だし、特に予定もない。

俺は美波と街へ出掛けた。

「ねぇ、そこのカフェ入らない??」

美波はカフェラテ、俺はコーヒーを注文した。

「あのね、友達がくるんだけど…。」

今日は小出しにしてくるな。



で、現れたアイツ…いや野口君。

年下だから『君』付けで。

驚いたって。

だって友達、だったら普通女の子かなって想像してたし。