★☆★ それからのわたしはというと。 「こんにちは」 毎回のように蕾美さんに会いに来るのが日課だ。蕾美さんは好き。流星と三人の時はわたしが勝手に嫉妬しちゃうから… 「莉桜ちゃーん」 相変わらず蕾美さんは元気そうだ。一体どこが悪いのかな? 「流星と一緒じゃないの?」 「まぁはい…」 三人だと嫉妬のしすぎで死ねるからね、わたし。 「座って」 進められてまるいすにすわる。すると仄かにスイートピーの香りがした。 「綺麗…」