平凡少女の非日常。Ⅰ【出会い編】








ふぅ~・・・・・気持ち良かった~。




モフッとソファーに座った。





真『ご飯、どうしよっかなぁ。何か食べたい物ある?ラル。』



「ガウッ♪」


そう言って、ソファーに座ってるあたしの膝に乗ってきた。




ここにはあたし以外に住人が居る。



狼のラル。あたしの友人でパートナー。


ラルは黒い毛並みで瞳は銀色、とても綺麗。サイズは肩に乗れるくらい。


普段はこんなに小さいけどいざという時には、四つん這いになっていても約110センチぐらいの大きさになる。