なるみはいちばん心配だったことが吹っ飛んで体の力が抜けていく。
「な、なるみちゃん!」
真樹は倒れそうになるなるみを抱えて座り込むと、
床にそのままなるみを押し倒し、何度も口づけをする。
「あ、あん・・・。
だ、だめだったら。」
「うるさい、今日こそ俺のものになってもらう。
なんて言った方がいい?」
「う、うん。・・・・・」
「わかった。じゃ、新居へ行くのは日をあらためて、今は。」
なるみは真樹のぬくもりを感じながら微笑む。
虹の空から王子様が迎えにきてくれました。
虹色寮はずっと素敵な場所でありますように。
虹が見えたら・・・終わり。
真樹は名字を変えることはまだまだできそうもありません。
けれど、これからはひとり思い悩むことはないと実感しています。

