「あたし、入学式の時に琉莉を見掛けて…女の子だって分かってたけど…好きになっちゃったの!!」 桃嘉が突然顔を上げたかと思ったら、衝撃的な事実を口にした。 …桃嘉があたしを好き? 今のは聞き間違い? だって私は髪も長いし、スカートも履いてたし… “男”に見える素質なんて無かったよね? すると桃嘉は、私の心を読んだように、恐る恐る言葉を口にした。