【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下

そして、ぶっ飛んだ公式ドンパチにガックリしていた私に追い撃ちをかけるように皆川会長は私に言い放つ。


「このイベントは参加自由だ。ひよこ、お前、出てこい」


「なっ……!何故に私が!」


有り得ない。私が他より強いからって、女子にんなこと言うか?普通。


「それとも、春風出てみるか?」


「いっ……!?俺、喧嘩とかそういうのはちょっと……あはは」


春風の答えにそりゃそーだと言わんばかりに笑みを携えた皆川会長は、私の耳元で囁く。


「生徒会がドンじゃなくてどうする?……ひよこは、俺に調教されないと分からないか?」


うげげ!この俺様皇帝閣下の調教とか……きっと、トゲ付きの椅子に座らされるに違いない。