【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下




まあ、殺気立ってなくてもアッキー先輩は容赦なくて。アッキー先輩なわけで。


「う……うわぁ。アッキー先輩ってあんなに強いんだ」


ゴールデンウィークは別メニューだった春風は、アッキー先輩の修羅のような竹刀捌きに圧倒されている。


「あれに本気でシバかれた私の気持ちが分かるか春風?」


「わかりますとも。いつもひーちゃんにシバかれてますから……すみませんなんでもございません。むしろ光栄です」


あの化け物と比べやがった春風を一瞬だけ睨み付けて、再びアッキー先輩を見る。


相手は金属バットだってのに、アッキー先輩は負ける感じもない。


弘法筆を選ばずってのは正にこのことなんだろう。アッキー先輩のホントの武器は薙刀だしな。