「――ぎゃあぁああっ!!痛い痛いっ!」 ほんの少し、強く摘んだ。 「全っ然摘んでねぇーよ!なんか摘んだが可愛く聞こえてきたよ! マジ何これ!?ちょっ、鼻血出てる!え、ほんの少しでこれ!?コワッ、佑希コワッ!離せ!離せクソ野郎!!」 「…あ゙あ?クソ野郎だあ?テメエ、もう一遍寝る(死ぬ)かゴラァ」 「え、待っ……いやああああ――っ!!」 しばらくの間、痛々しい叫び声が止むことはなかったとさ。 .