俺がそう聞くと、旭と陽哉は肩を組んで親指を立てた。 「「ま、知らない方が身のためだぜっ!」」 「説明すんのが面倒くさいだけだろ」 「「いえす!!」」 ……無駄な時間を過ごしたな。シカトして寝れば良かった。あー、ねむ…。 「――なあ旭。佑希ってさ、ツンデレ?クーデレ?」 「んーどっちだろ…。 あ!てゆーかあれじゃね、メロンパンデレじゃね!?略してメロデレみたいな!」 「おおっ!いいなそれ!」 「……なにが?」 俺が机にうつ伏せていたら旭と陽哉が何かヒソヒソと話していた。