「びびってるって・・・それ、自分のことじゃないの?」 すっごく、満面の笑みで言ってやった。 スタスタと前を歩く沖田に、「なんだとー」と声をあげる永倉だが、もう誰も笑う気にはなれなかった。 もうすぐこの町で何かがある。 みんな神経をピリピリさせながら土方が来るのを待った。