**** 「睦月!!睦月!!」 遠くで名前を呼ばれている。 その声はだんだんと近づき、頭が痛くなる。 あ・・・・呼ばれてる・・・ そんな感覚があり、体を動かそうと努力する。 そして、目を開いた。 うっすらと開けると、そこはどこかの天井。 それからお母さんや、恵理の姿が見えた。