「ふっ」と笑い、再び顔を近づける。 「もう1度、いいですか?」 返事の間も空けず、唇が合わさる。 夢にも思っていなかった。 睦月と会えて、話せて、想いを伝えることができて、そして、キスまで交わせるなんて。 俺は幸せ者だ。 もう、死んでも悔いはない・・・・ そう思った時だった。 「ゴホっゴホっ」 勢いよく睦月を突き放し、顔を背け、咳き込んだ。