「何して・・・・」






言い終わる前に気づいた。





沖田は一瞬で夕食を床に置き、睦月の目をふさいだ。





「み、見た?」






「す、すみませんっ掛け軸がっそんで戻ってガンってなってバッてなって・・・あたしの名前・・・」






説明しているつもりだが、沖田には全く通じない。







2人の間に、妙な空気が流れる。






「馬鹿でしょ、俺。睦月のこと考えてたら・・・・手紙書くしかなくて。でも返事来てないから海に流せなくて・・・気づいたらいっぱい溜まって・・・・」






沖田は「ははは」と笑うと、睦月の目をふさいでいた手を離した。







瞬間、目と目が合う。