ケータイを片手にそう叫ぶ。






「何が?」





隣でずっと鏡の中の自分を見つめている友達は、そっけなくそう答えた。






「そうちゃんだよー」





「そうちゃん?」






相手に伝える気があるのかと思ってしまう回答だが、次の言葉に睦月は息が止まった。






「沖田総司!!」






瞬間、心臓が活発に動き出す。






そんな睦月に対して、その友達はそっけない表情でまだ鏡を見ている。