**** 「この言葉は禁句だ・・・」 沖田はそうつぶやき、途中まで書いた手紙をぐしゃぐしゃに丸めた。 そして新たな紙の前で頭を抱える。 今まで思ったことをそのまま書いていたのだ。 「これから大変になるな・・・」 眉を下げた笑いに、風が吹いた。