起き上がり、手紙を机に置いた。 「沖田さん・・・・」 窓の外から見える海を見つめながら、そう呟く。 「ごめんなさい・・・」 そして再度手紙に目を移したとき、文字らしきものが微かに見えた。 「あっ」 慌てて顔を近づけ、それを確認する。 かなり薄いが、確かにそこに文字があるのが分かる。 「会・・・・・・?」