何日も、何ヵ月もここで待たされていた手紙は色を変え、読めない状態になっていた。 それでも大事に抱え、家に持ち帰る。 「ただいま……」 その時だった。 「睦月おかえりーっそしておめでとう!!」 お母さんからの強烈なハグが飛び込んできた。 「わわっ」 あまりの勢いに驚き、思わず後ずさりをする。 「あ、ありがとう…」 「お母さんね、やっぱり睦月は出来る子だってわかってたよ!」 あまりの力の強さに、何も言えないでいる。 「あ・・・えっと・・・」