「なるほど・・・」 桜の言葉に感心していると、思いがけない単語が沖田の耳を突いた。 「お相手は、女の人ですね?」 「え!?」 あまりにも突然過ぎて、思わず声も大きくなる。 「あ、図星だ。好きなんですか?その人のこと」 「そういうわけでは・・・・」 返事に困る沖田を見て、桜はそう確信したようだった。