事情を知っている信哉と斉藤は、ま……まぁ、ひとまず置いといて…… 事情……私を女だって知らない新谷は、「どーゆーこと?」と頭がこんらんしている様子。 ど……どうしよ。 ここは、私が女だって言った方がいいよね……?? 「って、ことだから」 爽は、より力をこめ、私を抱き締めると、ちゅっと今度は軽いキスをした。