私は、すくっと立ち上がり、服を持って洗面所へと移動した。 ――――――――― ――――― 「お待たせ~」 「……」 爽も私も着替え終わると、救世主様のもとへと行った。 「もう腹減りすぎて死にそ~」 とか何とか言って救世主……斉藤はおなかの辺りを擦って見せた。 「俺も~」 私は、横にいる爽の視線を感じながら斉藤に向かってそう言った。 なんか、あとで怖いよ~!! 部屋に戻ってきたくないです……。