「んんんっ!!!」 ぐぐぐっと、抵抗するために爽を押す。 そのとき、私の抵抗も虚しく、 ――スルっ と、ネクタイがほどかれた。 一旦、爽は私の唇を解放すると…… 「おまえが俺を煽ったんだからな」 と、言って……きゅっと私の手首をネクタイで結んだ。 「やっ!!! ちょっと爽!? 本気っ!!??」 私のそんな叫び声なんて無視する爽。