爽は、くしゃっと私の頭を撫でると、 「俺らも寮行くか」 私にまっすぐな視線を落とした。 あぁ……なんか、爽の瞳を見るだけで愛しいって思っちゃう…… 私、変かな? 少し私の顔が赤く染まっていくのを感じながら、私は頷いた。