すると、シュルッとネクタイが解かれ、ボタンまでもがとられていく。 え……?信哉……? 爽が見てるよ……。 「し、しん……やぁっ///」 いつの間にか、制服のシャツのボタンは半分くらいまでとられていて、そのせいで露わになった私の肩に信哉は唇を落とした。 爽が私達に近づいてくる。 「おい……信哉……柚希に触んじゃねぇよ」 ドスのきいた声。こんな声、初めて聞くよ……。 その爽の声に少し反応した信哉は顔を上げ、爽の方を向いた。