すると、不意に和馬が鼻でふっと笑った。 「だって、それって嫉妬でしょ? ヤキモチ妬いちゃうくらい爽のことが好きってことじゃん」 「~っ///」 そ、それはそうかもだけど/// なんだか、率直に人に言われちゃうと恥ずかしいよ/// 「ま、頑張れっ」 和馬は、ポンっと私の頭に手をのせると立ち上がった。 そして、「あと……」と言ったあと、 「爽にさ、あんまり柚希を不安にさせてると俺が奪っちゃうよ?って言っといて」 と付け足して教室を出ていった。