「え?あー…どうしよ」 私は、曖昧に答えて、爽に助けを求めた。 ……けど。 そんな私のSOSに気づいているのかいないのか。 爽は、私に目も向けない。 ったく~!!! 何よ、もうっ!! ふんっ!いいもんね~。 こうなったら、どこで寝るかは花梨ちゃん自身に決めてもらうんだから!! 「花梨ちゃんは、どうしたい? 俺と寝るか、爽と寝るか」