ヒミツのお姫様☆2nd




……と、考えていた私の頭に浮かんだ、私と爽の共通点。



……いやいや、それは……ねぇ。




それは、ないよっ!

うん。ないない。



とか、思いながらも、イヤな予感がするのは確かで。




「じゃあ、決定だ!
柚希くん、花梨を頼むよ」



学園長の顔を見れば、満足そうに笑みを見せている。


「あの……すみません、頼むって言われても……」