私は、放課後に花梨ちゃんに学校案内してあげることにした。 「……」 只今、授業中。 前を見れば、まだ教科書が届いていない花梨ちゃんは、横の爽に見せてもらっているため、席をくっつけている。 そして、必然的に爽と花梨ちゃんの距離も近い。 ……ズルい。 私も花梨ちゃんになりたい。 ……ってか……私って…… いつから……