あれ……?あかねがいない……? 一体どこ……? 個室を見て回ろうと、一つ目の扉を押して開ける。 −−いない−− 二つ目 −−いない−− 三つめ 『!!!』 あまりの驚きに声が出なかった。 トイレの中には、黒い目だし帽を被った人間が……