すると、奴の命令でしか動くことすらしないリサが立ち上がった!! 通じたの?!! 微かな光が見えたようだった。 リサはしばらく部屋から出て行った。 ドキドキしながらリサが戻るのを待っていた。 きっと鍵とか、なんか探してくれてるんだろうと想像していた。 ここを出たら、まずどうしよう?とりあえず少し行ったら民家へ助けを求めよう……などと勝手に考えを巡らせていた。