月夜に舞う桜華




パタンとドアを閉め直してベッドに戻る。


「貴方もあいつ等も一体あたしをどうしたいの」


ドアの向こうには殺気全開な三人。そして部屋の中には朔夜。
板挟み状態だ。


「敵を素直に返す奴はいないよな」

「あたしは敵じゃない」


もう止めたの。


そう言えば、朔夜は足を組み、片手をベッドについて体重をかける。


「………近々、潰そうと思うんだが」

「………だから?」


勝手にすればいいって。
もうどうなろうと知ったことじゃない。


今の皇蘭は、あいつのものなんだから。


「だからはないだろ?あれを創ったのはお前だ。」


空いている手で指差されたので手で払った。
どいつもこいつも人を指差しやがって。


「だからなに」