――――――――― ―――――― あたしは、一度死んだ。 あたしは、一度死にかけた。 それでもまだ生きている。 それは、きっとあたしにまだ生きていていいよ、と神様が言ってくれてるんだと思う。 こんな風に思えたのも彼のお陰だ。 彼に―――朔夜に出逢えて本当に良かったとあたしは思う。