もっとがっついてくると思っていたのに。
(なんか、調子狂う……)
腕を組みながらまじまじと彰真を見上げる。
「………そもそも、なんであんな手紙寄越したわけ?」
正確に言えば、果たし状、だが。
あたし自身一体何を果たすのか全くもって検討もつかない状況だ。
そもそも、果たし状ってどんな時に書くものなんだっけ?
「…………もう一度、喧嘩したくて」
「は?」
「負けたままは嫌なんだよっ!」
キッと睨まれて、あたしは小さくため息をついた。また、あのネタか。
「勝負は決まったじゃない」
「だからこうして申し込んでんだろ!」
「あのね、そんなことしても、「違うっこれは!!」
彰真はあたしの言葉を遮って叫んだ。


