でも体は、必死にそれを止める。 「死んじゃダメ、死んじゃダメ!」 と、繰り返しながら。 そうすると、 目の前の死にたがりは泣く。 その、何も見えていないような 真っ黒の瞳から、 透明の綺麗な涙がポタポタ溢れ出す。 僕は、抱き締める。