一睡もせずに夜が明けた。


手紙を握りしめたまま、一晩中泣いてた。



泣いたってどうにもならない事はわかってる。


それよりも、私はジンにちゃんと自分の想いを伝えるべきなんだって…



でも、ジンは今日から4日間、私の前からいなくなる。




まるで、この機会を狙ってたかのように…。




やっぱり、もう愛想をつかれちゃったんだろうか…。