そ……そんなこと言われたって!! 本当にわかんないんだもん! 黙り込んで、俯く私の顎に、 「下向くんじゃねぇ」 爽の指がかかった。 そして、強引に上を向けられて顔を覗き込まれた。 爽の綺麗な顔が私の目の前。 至近距離にある。