「おかえり。司は?」


「先行っといてって言ってたわ」


「ふーん。そっか」


どうでもよさそうね。


冬夜ってどこか読めないわ。


何考えて過ごしてるのかしら?


「秋歌~はい。あめ~」


修羅があめを差し出してきた。