♪HAPPYになろう




泣きたくなった でも この陽気な雰囲気を壊したくない


あたしは純さんに


「ちょっと ごめんなさい 帰るから澄子にうまく伝えてて」


と 言うのがやっとだった


心配した純さんがすぐに追ってきて


あたしのドアをたたいた


「ごめん 半分冗談を言ったんだよ 彼氏に聞いてみろよ
違うって言うからさ だから向こうに戻ってこいよ」


「今日は止めておく こんな顔見られたくないし」


「泣いてんのか?」


「・・・・・」


「ここ開けろ 泣かせた責任がある」


「純さんのせいじゃないから」


「おい」