「あの時、あたしが油断しなければ・・・もっと強ければ・・・」 ぎゅっ。 隼人に抱きしめられてるあたし。 「は、隼人!?」 温かい・・・。 「お前のせいじゃない。両親は真夜を守ったんだ。真夜はその分、仲間を守ってきただろ」 「そっか・・・でも滋が言ったことはどう思う?あたしは無力」 「無力じゃねぇ。それは過去だ。忘れろとは言わねぇ、けど大事なのは今だ」