「―――…あたし、今日は外出してくるから。 それからあたしが帰って来るまでに服、片付けてろよ。 ああ、そうそう。 服にはアイロンかけておけよ。皺が寄ってたら容赦しねぇぞ」 起床してきた俺等への開口一番がこれ。 母さんと呼ぶべき母親は、俺等をまるで召使のように扱い、てめぇは女王様気分であらせられます。