俺はこんなにもお母さんが好きなのに、お母さんは俺を好きって言ってくれない。
良い子にしようとしても、お母さんや恋人さんがイジメてくる。
お父さんはちっとも帰ってこないし(帰って来ても俺にゼンゼン構ってくれないし)、誰も俺の名前を呼んでくれない。
本当の意味で俺の名前を呼んでくれる奴なんて、誰もいない。
誰も、誰も…、だれも。
「明日もひとりぼっちなのかなぁ…、っ、おれっ、ずっとひとりぼっぢなのがなぁ」
ぺったんこの枕を抱き締めて、噛み付いて、声を殺して、俺は泣きじゃくった。
誰でもいいから俺の名前を呼んで欲しかった。
大丈夫だって、抱き締めて欲しかった。
アイして欲しかった―…。



