【自室にて】
(PM22:12)
散々恋人さんのゲームに付き合わされて(「第二ラウンド開始」とか言われて、結局第五ラウンドまで付き合わされた)、
俺は遅めの夕食を与えてもらった後、自室に行くよう命令された。
お風呂に入りたかったけど、お母さんがさっさと部屋に行くよう言ったから明日の朝に入ろうと思う。
なんかお母さんと恋人さん、今から部屋でやるっぽいし。
毎度のことだけど、夜になると声が聞こえてくる。
お母さん、恋人さんと何してるんだろ?
「つかれた…」
倒れるように俺は布団の上に崩れた。
俺の自室は和室で畳み。
年中敷布団が敷いてあるんだけど(そろそろ布団を干したいな)、敷布団以外は箪笥しかない。
玩具とかそういったものは一切ないんだ。
おかげで俺の自室はがらんと殺風景、物寂しい部屋になってる。
倒れた俺は布団の中に潜り込むや否や、ひとりぼっちの部屋の真ん中で泣きじゃくった。
大声で泣いたらお母さんに怒鳴られるだろうから、声を押し殺して、延々泣きじゃくった。
今日一日の出来事が辛かった。
明日もこんな一日を送るんじゃないかって思うと辛くて辛くてつらくて。
「ひとりは…もう、やだぁよぉ」



